ヒューマンインタフェース工学講座
Human Interface Engineering


本講座では、メディア統合技術を活用したヒューマンインタフェース工学および認知工学に関する研究を進めています。具体的には、マルチメディアを駆使し、情報化された環境に対して、人間の五感に反応する人間中心のインタフェースの確立を目指し、マルチメディア統合技術、仮想環境構築技術、認知工学に関する要素技術の研究を進めるとともに、これらの成果を基に人間の認知機構に関する深い洞察を背景として、人間にとってより自然な形でコンピュータに対することができる新しいヒューマンインタフェース技術に関する研究に取り組んでいます。



主要研究テーマ
マルチメディア統合によるヒューマンインタフェース
マルチメディアの基本要素であるテキスト、音声、図形、映像等の基本特性を明らかにするとともに、コンテンツ/コンテキストまで踏み込んだ解析手法を検討する。またこれら多様なメディアの統合処理手法を検討し、意図、概念のモデル化、表現等への適用を図る。
仮想環境におけるヒューマンインタフェース
コンピュータグラフィックス等を駆使して生成される仮想環境において、人が実世界と同様の自然な感覚で、さらにそれ以上の利便性をもって高度な作業ができるようなインタフェースの実現を目指して、人の視線・顔表情や手振りなどの認識・理解を通して人の意図を正しく理解する手法と、その結果を正確にまた効率的に仮想世界に伝達・反映して作業を適切に支援するための研究を進める。
認知工学とヒューマンインタフェース
コンピュータを主体とする情報システムを対象に、認知工学的なアプローチについて検討を加える。具体的には、知覚、学習、記憶、思考、運動の側面から人間の知的部分の解明を図り、各種情報システムを具体例としてヒューマンインタフェースの認知的側面を明らかにする。

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