レーザーを用いたGeV級イオン加速の実証に向けた計測器開発の成果がReview of Scientific Instruments誌に掲載されました.
https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0078817
本研究は単一粒子計数法(Particle counting analysis: PCA)を用いてレーザー粒子加速実験におけるGeV級の高エネルギーイオンの質量分解エネルギー計測を行うもので,大阪大学核物理研究センター,東北大学電子光学研究センター,量子科学技術研究開発機構の協力の下で行われました.本研究で開発されたシンチレータベースのイオン計測器は,関西光科学研究所のJ-KARENレーザー施設への導入が予定されており,GeVイオン加速の実証に向けて,今後も開発がすすめられます.