2020年3月24日
卒業授与式
M2学生5名、B4学生5名がこの度、修了・卒業いたしました。
以下、M2学生からそれぞれコメントです。
2021年1月6日
Nicholas Hartley特任助教論文 Physical Review Letters に掲載
特任助教(常勤)のNicholas Hartley博士を筆頭著者とした論文がPhysical Review Letterに掲載されました。
"Using Diffuse Scattering to Observe X-Ray-Driven Nonthermal Melting"
Physical Review Letters. 126, 015703 (2021)
N. J. Hartley, J. Grenzer, L. Huang, Y. Inubushi, N. Kamimura, K. Katagiri, R. Kodama, A. Kon, W. Lu, M. Makita, T. Matsuoka, S. Nakajima, N. Ozaki, T. Pikuz, A. V. Rode, D. Sagae, A. K. Schuster, K. Tono, K. Voigt, J. Vorberger, T. Yabuuchi, E. E. McBride, D. Kraus
下線:兒玉研メンバー
2020年12月23日
レーザー研年末報告会
レーザー科学研究所にてweb開催の年末報告会が行われました。
2020年12月23日
片桐君、進歩賞受賞
D2の片桐くんがレーザー科学研究所から進歩賞を受賞しました。以下、片桐くんからのコメントです。
12月23日(水)にレーザー科学研究所年末報告会2020がオンラインで行われました。年末報告会では例年、プロジェクトなどを通して研究の進展に貢献された方を表彰する貢献賞と、顕著な研究状の進歩があった方を表彰する進歩賞の2つの表彰があります。今年は、兒玉研D2の片桐君が"レーザー衝撃圧縮法によるナノ多結晶ダイヤモンドの圧縮変形特性解明"に関する研究成果を認められ、進歩賞の受賞に至りました。以下、片桐君のコメントです。
10月に論文として出版されたナノ多結晶ダイヤモンドの研究に関してレーザー科学研究所より賞を頂きました。そろそろ博士論文を書き始める頃になりましたので、健康に気をつけながら、来年も頑張ります。
2020年11月24-12月7日
SACLA 実験レポート
理研播磨のX線自由電子レーザー施設SACLAにて、11/24-12/7の間行われた実験に兒玉研メンバーが参加してきました。
X線自由電子レーザー(XFEL)を用いたフェムト秒スケールのその場観察実験を通して、動的圧縮下における物質の変化の様子を調べることができました。
2020年11月1-4日
SPring-8 実験レポート
理研播磨の大型放射光施設SPring-8にて、11/1-11/4の間行われた実験に兒玉研メンバーが参加してきました。X線を用いた試料観察実験を通して、レーザー照射した物質の変化の様子を調べることができました。
以下、小倉君のコメントです。
SPring-8にて、アルミナをはじめとした表面、および内部にレーザーを照射した試料に対しX線回折実験を行いました。前回行った実験での経験を活かし、よりよい実験環境づくりにも取り組み予想以上のデータを取得することができたと思います。
2020年10月28日
片桐君の論文 Physical Review Letters に掲載
D2片桐君の論文がPhysical Review Lettersに掲載されました。片桐君が筆頭著者の3本目の論文となります。
以下、片桐君のコメントです。
大阪大学レーザー科学研究所で行った研究結果が論文になりました。
ナノサイズの結晶粒で構成されたナノ多結晶ダイヤモンドをレーザーにより衝撃圧縮し、その圧縮特性を評価しています。衝撃波誘起の高歪み速度圧縮に対して、ナノ多結晶ダイヤモンドが単結晶ダイヤモンドよりも固いことを実験的に示しました。
大阪大学、愛媛大学、岡山大学、HPSTAR(中国)の研究者らにより構成された国際グループによる成果です。実験にご協力くださった共同研究者の皆様、ありがとうございました。
大阪大学,愛媛大学からもプレスリリースが出ていますので、ご覧ください。
"Shock Response of Full Density Nanopolycrystalline Diamond"
Physical Review Letters, 125, 185071(2020)
Kento Katagiri, Norimasa Ozaki, Yuhei Umeda, Tetsuo Irifune, Nobuki Kamimura, Kohei Miyanishi, Takayoshi Sano, Toshimori Sekine, and Ryosuke Kodama
下線:兒玉研メンバー
2020年9月28-10月16日
激光XII号 実験レポート
大阪大、岡山大、APS(アメリカ), HPSTAR(中国)の共同研究者と共にレーザー科学研究所・激光XII号を用いたレーザー超高圧物性実験を行なっています。
2020年7月6日
尾崎准教授 朝日新聞にて
尾崎准教授が朝日新聞の取材を受け、7月6日の朝日新聞夕刊「ぶらっとラボ」にて紹介されました。
2020年6月23日
Scientific Reportsに論文掲載
X線自由電子レーザーによるレーザー衝撃圧縮実験により、惑星内部に存在するスティショバイトの300GPaを超える圧力域までの高圧挙動に関する研究結果が、Scientific Reportsに掲載されました。本研究は日本とアメリカを代表する二つのX線自由電子レーザー施設である理化学研究所播磨事業所SACLAとSLAC国立加速器研究所LCLSで行われた共同研究の成果です。
"Evidence of shock-compressed stishovite above 300 GPa"
Scientific Reports 10, 10197 (2020).
Markus O. Schoelmerich, Thomas Tschentscher, Shrikant Bhat, Cindy A. Bolme, Eric Cunningham, Robert Farla, Eric Galtier, Arianna E. Gleason, Marion Harmand,
Yuichi Inubushi, Kento Katagiri, Kohei Miyanishi, Bob Nagler, Norimasa Ozaki, Thomas R. Preston, Ronald Redmer, Ray F. Smith, Tsubasa Tobase,
Tadashi Togashi, Sally J. Tracy, Yuhei Umeda, Lennart Wollenweber, Toshinori Yabuuchi, Ulf Zastrau and Karen Appel
下線:兒玉研メンバー
2020年5月11日
片桐君の論文 Physical Review B に掲載
D2片桐君の論文がPhysical Review Bに掲載されました。片桐君が筆頭著者の2本目の論文となります。
以下、片桐君のコメントです。
ダイヤモンドの光学特性がレーザー衝撃圧縮による超高圧力下でどのように変化するかを実験的に調べました。コロナウイルスの影響で思うように研究ができない日々が続きますが、これを機会に溜め込んだデータを論文化していこうと思います。
"Optical properties of shock-compressed diamond up to 550 GPa"
Physical Review B, 101, 184106.
Kento Katagiri, Norimasa Ozaki, Kohei Miyanishi, Nobuki Kamimura, Yuhei Umeda, Takayoshi Sano, Toshimori Sekine, and Ryosuke Kodama
下線:兒玉研メンバー
2020年5月3日
浜松ホトニクス中央研究所の関根尊史さん論文 High Energy Density Physicsに掲載
浜松ホトニクス中央研究所の関根尊史さんを筆頭著者とした論文がHigh Energy Density Physicsに掲載されました。
"Development of a 100-J DPSSL as a laser processing platform in the TACMI consortium"
High Energy Density Physics, 1574-1818. (2020)
Takashi Sekine, Takashi Kurita, Masateru Kurata, Takaaki Morita, Yuma Hatano, Yuki Muramatsu, Takeshi Watari, Yuki Kabeya, Takuto Iguchi, Ryo Yoshimura, Yoshinori Tamaoki, Yasuki Takeuchi, Yoshio Mizuta, Kazuki Kawai, Yujin Zheng, Yoshinori Kato, Takashi Suzuki, Norio Kurita, Toshiyuki Kawashima, Shigeki Tokita, Junji Kawanaka, Norimasa Ozaki, Yoichiro Hironaka, Keisuke Shigemori, Ryosuke Kodama, Ryunosuke Kuroda, and Eisuke Miura
下線:兒玉研メンバー
2020年4月25日
特任研究員梅田さんのWeb追いコン
4月末で阪大を退職し、岡山大学惑星物質研究所に移られることになった梅田特任研究員のWeb追いコンが開催されました。covid-19が流行し外出自粛要請が出ているため、このような形での追いコンになってしまったのは致し方なかったですが、研究室メンバーや共同研究者の多くの方が参加され楽しい会となりました。
写真右下:梅田さん
2020年4月17日
Joint Institute for High Temperatures of Russian Academy of SciencesのA. S. Martynenkoさんの論文 Physical Review Eに掲載
Joint Institute for High Temperatures of Russian Academy of SciencesのA. S. Martynenkoさんを筆頭著者とした論文がPhysical Review Eに掲載されました。
"Effect of plastic coating on the density of plasma formed in Si foil targets irradiated by ultra-high-contrast relativistic laser pulses"
Physical Review E, 101, 043208(2020)
A. S. Martynenko, S. A. Pikuz, I. Yu. Skobelev, S. N. Ryazantsev, C. Baird, N. Booth, L. Doehl, P. Durey, A. Ya. Faenov, D. Farley, R. Kodama, K. Lancaster, P. McKenna, C. D. Murphy, C. Spindloe, T. A. Pikuz, and N. Woolsey
下線:兒玉研メンバー
2020年4月1日
新メンバー加入
新年度を迎えB4が4名:岩本君・上村君・野中君・穂本君が新たに兒玉研究室に配属されました。
B4は早期配属の村山君に加えて計5名となります。
「メンバー」の
ページで紹介しています。