2023年2月21-23日

SACLA実験

2月21-23日の3日間、SACLAにてXRDとSAXSの実験を行いました。上半期にSACLAで共同研究をしたローレンスリバモア国立研究所の方々が再度来日されました。



2023年2月14-15日

修論・卒論発表会

 
今年の修論・卒論発表会は対面で行われました。兒玉研究室からはM2岩本、上村、野中、村山の4名とB4太田、坂口、光山、三好、山本の5名が発表を行いました。  
以下発表した学生のコメントです。  

M2岩本
朝二番手の発表で緊張する間もなく順番が回ってきたのがよかったです。発表では研究内容をしっかりと詰め込むことができました。
M2上村
発表は練習よりもうまく話せてよかったですが、質疑は耐える形になりました。うまく答えられなかったところは勉強しなおします。
M2野中
とても緊張しましたが、結果的に研究生活を締めくくる良い発表ができたと思います。
M2村山
B4から第一原理分子動力学計算を用いたメタンの研究をしていました。自分一人だけシミュレーションの研究ですが、博士課程でも引き続き頑張ります。
B4太田
初めての発表で緊張しましたが、聞き手にとってわかりやすく発表ができたと思います。自分の研究の理解度を深めて、質疑応答の時間を有意義なものにできるようにしたいです。
B4坂口
事前の準備の甲斐あってちゃんと発表できました。修士課程でも頑張ります。
B4光山
教授の皆様の前で発表することができて、非常に良い経験になりました。
B4三好
初めての発表で緊張しましたが、練習の成果を発揮できました。
B4山本
発表直前まで資料を見直し、推敲を重ねました。ぎりぎりまで発表練習に付き合ってくださった先生、先輩方に感謝しています。
       

2023年2月4-5日

SACLA実験

2月4,5日の2日間、SACLAにて実験を行いました。研究員のAlexis初めてのビームタイムで、よく行っているX線回折(XRD)実験に加えて、X線発光分光(XES)に初めて試みました。



宿舎前に雪だるまが作られてました。

2023年1月18-20日

レーザー学会 参加報告

 
1月18-20日にウインクあいちにて第43回レーザー学会学術講演会が開催されました。  
兒玉研からも尾崎准教授、中村助教とM2上村が参加しました。  
以下M2上村のコメントです。  

上村
レーザー学会に参加してきました。レーザーに関係している様々な研究があり、非常に興味深かったです。初めての口頭発表は緊張しましたが、いい経験になりました。
名古屋で食べた担々麺がおいしかったです。
       





<発表タイトル>  
尾崎 典雅, Oral  
  "XFELラジオグラフによるレーザー衝撃大変形の観察"
中村 浩隆, Oral  
  "ベッセルビーム微小爆発による透明結晶内部での高圧物質凍結に関する研究"
上村 拳生, Oral  
  "フェムト秒レーザー微小爆発におけるシリカガラスの中距離構造変化"  

2023年1月17日

We will finally announce the start of WDM2023!!

 
   


WDM2023 Flyer
WDM2023 HP; Abstract submission opens  

2023年1月16日

Journal of Synchrotron Radiationに論文掲載

新しく論文がJournal of Synchrotron Radiationに掲載されました。

"Direct LiF imaging diagnostics on refrective X-ray focusing at the EuXFEL High Energy Density instrument"
Journal of Synchrotron Radiatio 30, 208-216 (2022).  
S.Makarov , M.Makita , M.Nakatsutsumi , T.Pikuz , N.Ozaki , T.R.Preston , K.Appel , Z.Konopkova , V.Cerantola , E.Brambrink, J.P.Schwinkendorf , I.Mohacsi , T.Burian , J.Chalupsky , V.Hajikova , L.Juha , V.Vozda , B.Nagler , U.Zastrau & S.Pikuz

下線:元・現兒玉研メンバー

論文詳細はJournal of Synchrotron RadiationのHPでご覧ください


  

2023年1月10日

名古屋工業大学 RESEARCH NEWSにてプレスリリース掲載

Scientific Reportsに掲載された"Crystallinity in periodic nanostructure surface on Si substrates induced by near-and mid-infrared femtosecond laser irradiation"が名古屋工業大学のRESEARCH NEWSにて記事にまとめられました。

   

2022年12月22日

研究室大掃除

今年も大掃除の時期がやってきました。特にエアコンや換気扇のフィルターの汚れがたまっていました。


     

2022年12月9,16日

超高圧電子顕微鏡センター 実験

大阪大学内に所在する超高圧電子顕微鏡センターにて、中村助教、M2上村、B4太田が観察実験を行っています。

2022年12月14日

政岡君、ポスター賞受賞

 
第63回高圧討論会にてM1の政岡君がポスター賞を受賞しました。    
以下、政岡君のコメントです。  

政岡
「衝撃圧縮過程におけるクォーツのXFELラジオグラフ観察」というタイトルでポスター発表を行いました。この研究は、SACLAのX線自由電子レーザー(XFEL)を用いて、超高空間分解でクォーツ裏面大変形の様子を観察した実験結果です。昨年に続き、2年連続で兒玉研究室の学生が受賞できました。諸先生方の日頃のご指導と、同輩の皆さんのご協力に改めまして感謝いたします。
       


ポスター賞表彰式の写真(写真右1:M1政岡)  

2022年12月13-15日

高圧討論会 参加報告

 
12月13-15日に立命館いばらきフューチャープラザにて第63回高圧討論会が開催されました。  
兒玉研からも尾崎准教授と学生が多数参加しました。  
以下参加した学生のコメントです。  

M2野中
楽しい高圧討論会も今回で最後だと思うと感慨深いものがあります。これからの衝撃圧縮界を背負う後輩たちに期待したいです。
M1中川
他大学の研究者の方と、実験装置についての技術的な話ができました。来年は先輩方のような口頭発表が出来るよう頑張ります。
B4三好
先輩方の素晴らしい発表を聞き、自身の研究への意識が上がりました。
       







<発表タイトル>  
尾崎 典雅, Oral  
  "高強度レーザー誘起超高圧のXFELラジオグラフ観察"
Alexis Amouretti, Oral  
  "High Pressure crystallisation of shocked CaSiO3 glass"
岩本 良太, Oral  
  "高強度レーザーを用いたアンモニアボランの衝撃圧縮実験"  
野中 敬太, Oral  
  "六方晶窒化ホウ素のレーザー衝撃圧縮XRD観察"
村山 大輔, Oral  
  "第一原理分子動力学法に基づく高温高圧環境におけるメタンの電子構造と構造的特性"  
中川 聖基, Poster  
  "レーザー衝撃圧縮実験における分光温度計測システムの構築と灰色体近似についての検討"  
知場 一航, Poster  
  "多結晶試料を用いた衝撃圧縮過程におけるメゾスケール構造の影響"
政岡 豪流, Poster  
  "衝撃圧縮過程におけるクォーツのXFELラジオグラフ観察"  

2022年12月12日

兒玉研OB上林さん 来訪

2019年度卒業生の上林さんが来訪され、JR九州についての説明会が行われました。
就職活動の時期が近づいてきているM1にとって、ためになるお話が聞けました。


2022年12月6日-12月11日

尾崎准教授 フランス出張

フランスの研究機関LULIでの実験に尾崎准教授が参加しました。



フランス出張中の写真

2022年12月6日

B3早期配属

早期配属で3回生の竹歳くん、山形くんが兒玉研に配属されました。
詳細は「メンバー」のページでご確認ください。



左:竹歳くん 右:山形くん

2022年12月5日

Scientific Reportsに論文掲載

新しく論文がScientific Reportsに掲載されました。

"Crystallinity in periodic nanostructure surface on Si substrates induced by near-and mid-infrared femtosecond laser irradiation"
Scientific Reports 12, 20955 (2022).  
Reina Miyagawa, Daisuke Kamibayashi, Hirotaka Nakamura, Masaki Hashida, Heishun Zen, Toshihiro Somekawa, Takeshi Matsuoka, Hiroyuki Ogura, Daisuke Sagae, Yusuke Seto, Takahisa Shobu, Aki Tominaga, Osamu Eryu & Norimasa Ozaki

下線:元・現兒玉研メンバー

論文詳細はScientific ReportsのHPでご覧ください


2022年12月5日

High Energy Density Physicsに論文掲載

新しく論文がHigh Energy Density Physicsに掲載されました。

"Corrigendum to ultrafast anisotropic disordering in graphite driven by intense hard X-ray pulses"
High Energy Density Physics , 101022 (2022).  
N.J.Hartley, J.Grenzer, W.Lu, L.G.Huang, Y.Inubushi, N.Kamimura, K.Katagiri, R.Kodama, A.kon, V.Lipp, M.Makita, T.Matsuoka, N.Medvedev, S.Nakajima, N.Ozaki, T.Pikuz, A.V.Rode, D.Sagae, A.K.Schuster, K.Tono, K.Voigt, J.Vorberger, T.Yabuuchi & D.Kraus

下線:元・現兒玉研メンバー

論文詳細はHigh Energy Density PhysicsのHPでご覧ください


2022年11月30日-12月4日

SACLA実験

11月30日から12月4日までの間、SACLAにてXRD実験およびラジオグラフ実験を行いました。B4の学生も初めてターゲットを用意し、様々な実験データを得ることができました。



実験準備をするターゲット室の入り口 学生4名が作業中

2022年11月10日

KOENIG招へい教授 来日

フランスのエコール・ポリテクニークから、Michel KOENIG招へい教授が来日されました。
会議室にてセミナーを行いました。


2022年11月7日

吹田祭 講演会

吹田祭行事として、コンポン研究所 代表取締役所長の菊池昇先生の講演会が開催されました。コンポン研究所はトヨタグループのシンクタンクとしての位置づけのある研究所であり、兒玉研とも共同研究を行っています。
当日は兒玉研の学生も参加し、米国の大学や企業について、様々な経験談を聴講しました。


2022年11月1日

11月1日 セミナー

国立天文台の堀安範先生と千葉工業大学惑星探査研究センターの黒澤耕介先生がお越しくださり、堀先生には氷の高圧物性や氷惑星、系外巨大惑星について、黒澤先生には小天体上の衝突過程:流動則と空隙圧密について発表していただきました。
また、兒玉研究室からはAlexis、M2村山、M1政岡が発表しました。
以下、M2村山のレポートです。

氷惑星を専門とする方の発表や、自分の発表に対する貴重な質問などから多くのことを学ぶことができました。今後の研究に活かしていきます。



左:堀先生の発表 右:M2村山の発表

2022年10月15-17日

SACLA 実験レポート

理研播磨のX線自由電子レーザー施設SACLAにて、10/15-10/17の間行われた実験に兒玉研メンバーが参加してきました。 京都大学の奥地教授や大阪公立大学の瀬戸准教授の協力の下、X線自由電子レーザー(XFEL)を用いたフェムト秒スケールのその場観察実験により、圧縮下におけるX線吸収分光やX線回折のデータを得ることができました。
以下、B4山本のレポートです。

SACLAでの実験に参加するのは初めてで、先生や先輩たちから実験方法や作業手順について学ばせていただきました。今後、知識を深め、自分自身が企画する実験をSACLAで行うことを目指したいです。


集合写真と実験中の様子

2022年10月4日

吹田祭スポーツ大会2022開催

10月4日から11月5日まで開催される吹田祭の中で、10月のスポーツ大会が始まりました。
今年はM1政岡とB4山本が麻雀に、B4坂口がスマブラに出場します。人数が揃わず団体種目に出場することはできませんでしたが、良い結果を残せるように頑張ります。

2022年8月9-11日

M2村山 広島出張報告

8月9日から11日の3日間、M2村山が広島工業大学の大村訓史准教授の元へ訪れました。
第一原理動力学について熱い議論を交わしました。


2022年8月10日

岡田さん来学

オックスフォード大学から岡田さんが来学されました。本日から9月3日までの短期インターンで来られました。 初日はRaniさん、Alexisさんと一緒に激光XII号の見学をしました。



左からAlexisさん、岡田さん、Raniさん

2022年8月5日

2022オープンキャンパス

2022年度オープンキャンパスが開催され、兒玉研でも来訪者に研究内容の説明を行いました。
悪天候の中でしたが、キャンパス内は見学に訪れた高校生で賑わっていました。


2022年7月29日

SACLA 実験レポート

理研播磨のX線自由電子レーザー施設SACLAにて、6/22-6/24,7/6-7/8,7/16-7/18,7/27-7/29の各3日間、計4回実験に参加しました。X線を用いて衝撃圧縮下の試料の観察実験を行いました。



実験中の様子

2022年7月19-29日

激光XII号国際共同実験

激光XII号を用いた、衝撃波点火を模擬した平板へのレーザー照射実験にM2上村と村山が参加しました。
主に時間分解型放射温度計(SOP)を用いた温度計測に貢献しました。

  

2022年7月1日

片桐君壮行会 BBQ

8月からアメリカに移られることになった片桐君の壮行会が大阪万博記念公園の「Living Park」で行われました。 猛暑の中、ほぼ貸し切り状態でBBQや球技をして盛り上がりました。




片桐君、新天地での活躍を願っています。

2022年6月23日

Scientific Reportsに論文掲載

新しく論文がScientific Reportsに掲載されました。

"Direct observations of pure electron outflow in magnetic reconnection"
Scientific Reports 12, 10921 (2022).  
K.Sakai, T.Motitaka, T.Morita, K.Tomita, T.Minami, T.Nishimoto, S.Egashira, M.Ota, Y.Sakawa, N.Ozaki, R.Kodama, T.Kojima, T.Takezaki, R.Yamazaki, S.J.Tanaka, K.Aihara, M.Koenig, B.Albertazzi, P.Mabey, N.Woolsey, S.Matsukiyo, H.Takabe, M.Hoshino & Y.Kuramitsu

下線:兒玉研メンバー

論文詳細はScientific ReportsのHPでご覧ください


2022年6月23日

Review of Scientific Instrumentsに論文掲載

新しく論文がReview of Scientific Instrumentsに掲載されました。

"Development of an experimental platform for the investigation of laser-plasma interaction in conditions relevant to shock ignition regime"
Review of Scientific Instruments 93, 063505 (2022).  
T.Tamagawa,Y.Hironaka,K.Kawasaki,D.Tanaka,T.Idesaka,N.Ozaki,R.kodama,R.Takizawa,S.Fujioka,A.Yogo,D.Betani,Ph.Nicolai, G.Cristoforetti,P.koester,L.A.Gizzi,and K.Shigemori

下線:兒玉研メンバー

論文詳細はReview of Scientific InstrumentsのHPでご覧ください


2022年6月6-17日

激光XII号 実験レポート

レーザー科学研究所・激光XII号を用いたレーザー超高圧物性実験を行なっています。 M1とB4にとって初めての激光実験です。トラブルがありつつも次第に改善され、順調にデータを取ることができています。



光学系を触るM1知場

2022年5月3日

Physics and Chemistry of Mineralsに論文掲載

新しく論文がPhysics and Chemistry of Mineralsに掲載されました。衝撃圧縮下のジルコンの結晶構造変化をX線を用いて観察した研究です。
大阪大学からもプレスリリースが出ていますので、ご参考ください。

"Phase transition and melting in zircon by nanosecond shock loading"
Physics and Chemistry of Minerals 49, 8 (2022).  
Sota Takagi, Kouhei Ichiyanagi, Atsushi Kyono, Nobuaki Kawai, Shunsuke Nozawa, Norimasa Ozaki, Yusuke Seto, Takuo Okuchi, Souma Nitta, Satoru Okada, Kohei Miyanishi, Keiichi Sueda, Tadashi Togashi , Toshinori Yabuuchi

下線:元・現兒玉研メンバー

論文詳細はPhysics and Chemistry of MineralsのHPでご覧ください


2022年4月19-21日

HEDS2022 参加報告

4月19-21日、パシフィコ横浜にてOPIC2022が開催され、
OPICの下で行われたHEDS2022にて兒玉研メンバーが口頭発表、ポスター発表を行いました。
また、ジョイントセッションであるALPS&HEDS&XOPTにて尾崎准教授が招待講演を行いました。
以下、M1政岡のレポートです。

パシフィコ横浜で開催されたHEDS2022に参加しました. 高密度科学における研究の現状と将来の展望に関する講演を3日間にわたり聴講しました。 レーザー分野の研究において理解を深め、幅広い分野を学べてとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
20日に行われたポスターセッションでは他大学、他研究室の方と意見交換ができ、充実した時間を過ごすことができました。

<発表タイトル>
K. Katagiri, Oral,
  "In-situ X-ray diffraction of shock-released tantalum"
N. Ozaki, Invited,
  "Dynamic high-pressure research using high-power lasers"
D. Murayama, Poster,
  " Structural and chemical bonding evolutions from methane to carbon
  reticulating structure under ultrahigh pressures to 1.3 TPa"
K. Nonaka, Poster,
  " Melting behaviour of synthetic Coesite revealed by laser shock compression experiment"
T. Pikuz, Poster,
  " Spectroscopic observation of a strong magnetic field induced
  in high-density relativistic plasma"
H. Nakamura, Poster,
  "Research on freezing of materials under high pressure "
  by Bessel-beam driven micro-explosions in transparent materials"
R. Iwamoto, Poster,
  "Shock compression experiment of ammonia borane using a power laser"
G. Kamimura, Poster,
  "High Pressure Phase Quench in CaF2 by Femtosecond-Laser induced Microexplosion"

2022年4月7日

新メンバー加入

新年度を迎えB4:5名、M1:2名、D1:1名が新たに兒玉研究室に配属されました。
M1は政岡君に加えて計3名となります。
メンバー」の ページで紹介しています。


顔合わせの様子

©2015 Kodama Laboratory